販促ツールの言葉で感動してもらえなければ、絶対に買ってもらえない

withコロナ時代・アフターコロナ時代の、小規模の事業主様・店舗様が集客のために考えておくべき前提は、
「SNSやホームページやブログや広告など販促ツールに書いた言葉で、人の心に「感動」を生まなければ、買ってもらえない」
と言うことが、ぼくの集客の考え方の根本にあります。
大手とは異なり、認知力が少ない小規模の事業主様・店舗様は、ユーザーから見ると、「全然知らないお店」です。
更に、一度来店したことがあるユーザーさんであっても「星の数ほどあるお店のたったひとつのお店」という認識のされ方です。
そのためにも、常に、SNSや販促ツールを使い、感動を伝え続けなければ、初回の来店やリピートを生むことは、これからの時代、とても難しいと思います。
感動=共感

「感動」と言うと、映画とか音楽とか絵画などをイメージされて
「人を感動させるなんて、そんなの自分にはできないよ!」
と思われてしまうかもしれませんが、そうではありません。
「このお店に行ってみたいな」
「ここの料理、食べてみたいな」
「ここでお洋服のお買い物をしてみたいな」
「この人に悩みを相談してみたいな」
「このお店で友達と買い物したいな」
とか。
ちょっとした心の動きのことです。
すでに皆様のお店にご来店されている方も、こんな気持ちでいらっしゃっているのではないでしょうか?
つまり、人に感動してもらうためには、「ユーザーさんに共感してもらう」ということが必須だと思います。
「共感」を生む方法は「自分事」になってもらうこと

販促ツールを使って、誰かに少しでも感動してもらわないと、買い物をしてもらえない、というのが前提。そして、感動してもらうためには、共感が必須。
では、共感を生むために手っ取り早い方法は何かというと、ユーザーに「自分事」になってもらうっていう作戦なんですね。
『自分には、このお店の商品・サービスが必要だ』
と認識してもらうことが、販促ツールの最大の役割だと思います。
たとえば、
「生まれたばかりの赤ちゃんのお母さん」
「介護職でお勤めの方」
「アウトドアが好きな人」
「野球部の高校生」
「毎日バイクに乗って仕事をしている人」
などなど。
こういう「くくり」を作ることで、その属性に入った人は「自分事」になります。
そして、その「くくりの人たち」に対して、皆様が丁寧に、販促ツールを使って「提案」をすれば、共感してくれる人が増えるという、集客の考え方です。
人は誰でも丁寧に扱ってくれる人を求めていると思います。この「くくり」を打ち出すことで、
「ここのお店なら、私のことを丁寧に扱ってくれるお店かも!」
という感情を持ってもらうことがキーポイントです!
「自分事の提案」を見ると、人の脳は、いきなりそのお店のことが気になって、いきなり来店してくれたり、その人の周りでも噂が立つので、同じような属性の人が集まってきやすくなるんです。
「自分事」にできるSNSや宣伝は『ラブレター』のようなもの

では、「自分事」と感じてもらうために、どんなことをSNS投稿やホームページなど販促ツールに書かなければならないかと言うと、たとえば、
★上述のような「こんな人におすすめ」という人のくくりの人たちを、応援したり共感したりするような文章
★お客様の声
★店主さん・スタッフさんの仕事に対する情熱
★よくある質問
このような情報を伝えることで、お客様が「自分事」になってくれます。
これからの時代の集客の考え方は、自分たちの言いたいことを伝えても、全く響かず、それよりも、「お客様の知りたいことを先回りして書く」と言うことが何よりも大切です。
僕の頭の中では、お客様のことを考えた文章は「ラブレター」に、とても似ていると思っています。
不躾な売り込みの言葉よりも、お客様に寄り添った「ラブレター」にような文章を、SNSやホームページや宣伝に書くことで、共感が生まれ、感動が生まれ、「このお店に行ってみたいな」という感情が、結果的に、集客につながるんだと思っています。
特にぼくが得意とするインスタやFacebookなど、SNSからの集客は、媒体の特性もあり「共感や感動が集客につながる最大のキーポイント」だと考えております。
そういう意味で、この「ラブレター型の集客方法」が、一番マッチすると思っています。
「販促ツールのラブレター」は二段階構造
販促ツールをラブレターにするためには、「複数のツール」を使い分けて考えます。
上の図のように、
①書くセクションの販促ツール
②渡す・届けるセクションの販促ツール
に分かれています。
ということは、様々なツールを使いこなせないと、これからの時代、集客は難しくなると思っています。
その意味では、以下の「バスケットボールの図」のように、販促ツールがパスを出すイメージ図の方がわかりやすいかもしれません。
このように複数の販促ツールを使い、お客様の心をスムーズに動かしていくことが、販促ツールの大きな役割だと考えています。
ここまで、withコロナ時代・アフターコロナ時代のぼくの集客の考え方をお伝え致しました。
お会いした際に、もっと、皆様の業種に合った具体的なご提案ができればと思っています。
皆様とこのような「集客の考え方」に関するお話もじっくりできれば嬉しいです。