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ブランド作りってなに??

最近、お客様とお話していて、でてくる言葉が「ブランド」づくり。

ぼくがいろんなマーケティングセミナーや経営セミナーで学んで、個人的に定義をしたのは、

「ブランドづくり」とは、

『○○と言ったら、あのお店だよね』
と、誰かの脳みその中に、根を張っている状態をつくること。
でも、これが、一人の脳みそでは、一つのお店の売上的に足りないので、何人の人の脳みそに侵入できてるか、がポイント。

だから、「ロゴ=ブランド」ではないわけですね。

「あのロゴを見ると、○○を思い出すから、また行きたくなっちゃう!」

とか、ありませんかね?

「ケーキと言ったら、不二家」ということが、脳みそに根を張ってる人は、ペコちゃんを見てしまうと、ケーキを食べたくなるとか。ちょっと古いですかね?
でも、実は、ぼくはついこの間まで、かなり、ケーキ屋さん巡りをしてまして。結局、富士市の不二家レストランが、今のところ、「ケーキ食べたい」と思ったら、まず頭に浮かぶようになってます。

しょっちゅう、通ってた和菓子屋さんが閉店してしまい、甘い物=ケーキになってしまったですよね。
実は最近までめっちゃ、いろんなケーキ屋さんを巡ってました。
先日も少し投稿した通り、去年から体重がいつのまにか6キロも痩せたので!
今度はケーキ自体が頭から離れてしまってますが。

それで、ここまで読んでくれた方の頭の中に、
「私なら、あそこのケーキ屋さんかなぁ」
と頭に浮かんでる状態を、「ブランド」というわけですね。

これを、逆の発想で、皆さんのお店や会社で、その状態を作る、と。

で、昨日の夜、動画で話したのが、たとえば、
「友達に贈るクリスマスプレゼントなら、あのお店も見てみようかな?」
のような感じです。

だから、一般的なマーケティング理論の「ブランド」とは、ずれるとは思いますが。まあ、ぼくは、マーケティングコンサルタントではなく、「広告宣伝屋」なので。
結果的に、「誰かが、うちのお客様のお店で、買い物をしてくれる」という現象を作ることがうちの役割。
そこんとこ、許してもらえれば笑

そうすると、1人の脳みその中に、いろいろなポジションで、根を張っていいわけです。

「洋服と、ハンドタオルと、マスクと、トイレットペーパーと、除菌剤を買うときは、Aさんのお店って決まってるから」
とか。

これが、「あなたから買いたい」というポジションに居るということで、こうなると、もはや、商品が主役ではないですよね。
そう!これを読んでくださってる「皆さん」が主役です。

ちょっと、「ブランドづくり」という話が、おそらく、マーケティング会社とかの強烈な電話営業攻撃とかで、個人経営者さん界隈で、賑わっていそうなので、そんな話も書いてみました。

ブランドづくりのために、ホームページとかロゴとか、SNSをやるんじゃなくて、皆さんのお店にはすでに、既存のお客さまのなかに「ブランド」があるから、それを単純にホームページとか、ロゴとか、SNSに書く、って感じですね。
同じように見えていて、実は結構違う話です。