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広告が幸福を生むことはできるのか?

【広告が幸福を生むことはできるのか?】
こんな問いかけを今日から一年、自分や世の中に発信していこうと思います。

語呂遊びみたいな話ですが💧
いや、でも意外とあるんじゃないかな、と。

さて、
25歳のときにぼくは初めてサラリーマンになりました。
大学卒業後はフリーターしながらバンドばっかやってまして。。。

いい加減働かないと、というのが25歳。
今もまだギリギリ残ってると思うのですが「オフィスコーヒーサービス」という業種に就職しました。

会社とか学校とか店舗に、コーヒーマシンを無料で置かせてもらって、毎月定期的にコーヒー豆を売る、というビジネスモデルの会社で、定期的な訪問をするルート営業と言う仕事につきました。

いい加減就職しなきゃー、となったとき、ハローワークに行ったんですけど、
「君は文系だし、資格も持ってないから営業職しか選べないと思うよ」とそこのハローワークのおじさんに言われて。
ぼくも素直な性格なので、「そーか、営業しかないのかー」という感じです、特に志もなく、「ま、コーヒー好きだし」くらいの勢いで勤め始めました。

取引先の会社や学校は、だいたいコーヒーはスタッフさんや先生の休憩くらいしか使わないわけなので、あまり、ぼくらが必要とされてる感がなくて。事務的な感じの扱いで。

ただ、美容院さんとカーディーラーさんだけは、「お客様にお出しするコーヒー」なので、真剣に商談をしてくれました。
新しいコーヒーの提案して欲しい!とか、他にも紅茶とか新しい飲み物入ったら提案して!とか!

そんなわけで、この勤めてた会社が、事実上倒産するまでの3年近く、20代後半の僕は、美容院さんとカーディーラーさんという「お店屋さん」に深くお付き合いすることになりました。

ある美容院さんから、

「大変なときや忙しくて疲れちゃうときもあるけどさ。お客様に喜ばれて、ありがとうって言ってもらって。しかもお金までいただけるなんてね。
こんな楽しい仕事は無いよね!だから真剣に向き合いたいんだよね。
小泉くんもうちに対してそういう仕事をしてくれてるよ、ありがとう」

と言っていただいだ言葉がいまだに心に残ってて。

転職を考えたとき、「こういう、お客様に喜んでもらいたいという想いのある店屋さんに、もっと役に立てる仕事ってほかにないのかな?」

という人生の変化から出会ったのが、広告制作業でした。
もちろん、転職先では、広告制作デザイナーではなく、広告の営業職。

ハローワークのおじさんに言われたとおり、ぼくは営業しかできません。
でも、営業職って、悩みを聞いてその解決策を提案する尊い仕事だと思うんですよ。

更に、広告って、お店屋さんの営業活動のひとつだから、二重の意味の営業マン。

つまり、お店屋さんの商品やサービスを世の中に提案する、営業マンでもあるわけで。

世の中の人の悩みや課題を解決するために、広告があるならば。
きっと広告が幸福を生むことができると信じてます。

そんなわけで、今でもぼくは自分のことを営業マンだと思って仕事にあたってます。
名も知らぬハローワークのおじさんに、君は営業しか選べないと言われなかったらこの人生はなかったですね。

2014年3/4に富士税務署に開業届を出して今日で10年目。広告営業マンとしては12年目。

少しだけ、皆様のお役に立てる広告営業マンになれているなら嬉しいです。

広告は、煽ることも脅かすことも、欲望を駆り立てることも、言葉や写真でいかようにでも表現することはできます。
買ってもらえれば何でもいいだろ、ってスタンスもとることはできます。

でも、ぼくは広告を使って、人の心を温めたり、勇気を渡したり、広告を見てる方々に対して、真心のある「買い物」とか「出会い」を生み出せたらいいな、と思ってます。
すなわち、
「この人から買いたい!」を、誰かの心に生み出すこと。

そんなことを、この10年目はたくさん創れればと思います。

改めまして、引き続きよろしくおねがいします!
この立ち位置に僕がいれるのも、お客様、ビジネスパートナーさん、メンターの皆さんのおかげです!

いつも本当にありがとうございます!